投資信託やつみたてNISAはどこで買う?評判や口コミを調べると良い
投資信託やつみたてNISAって銀行や証券会社で買うことができますが、どこで買うかで買えるものが違ってきます。
例えば銀行では選べる投資信託の数が多いところで300本くらい。
大手証券(野村證券など店舗があるところ)だと、最大手の野村證券でも約1000本。
ネット証券だと、取扱数の多いSBI証券や楽天証券は2500本以上のファンドを取扱しています。
この時点で選択肢がかなり違いますね。
さらに、投資信託は購入時の手数料(買うときにかかる手数料)と、運用管理費(信託報酬、高いほど投資信託の価値が上がりにくくなる)があります。
投資信託の購入時の手数料(買うときにかかる手数料)
ネット証券は大手5社は購入時の手数料が全部無料。これは大きな違いですね。
同じ投資信託を買うのに、ネット証券だと手数料無料で買えて、野村証券や大和証券などの大手や銀行で買った場合は手数料がかかる、ということがあります。
運用管理費(信託報酬)
これは投資信託を持っている間にかかる手数料で、支払うわけではないけど、投資信託の利益を圧迫します。
わかりやすく例えるなら、運用で投資信託の価値が100円上がった場合、運用管理費が1%なら、1%を引いた99円分価値が上がります。運用管理費が3%なら、3%を引いた97円分価値が上がります。
購入時の手数料のように、支払うものではないので見逃す人もいるようですが、けっこう大きくて、運用管理費は長期になるほど大きくなります。
つみたてNISAなどでは長期運用されることが多いのでけっこう大事なポイントです。
運用管理費は、同じ投資信託ならどこの証券会社で買っても同じです。
購入時手数料のように、ネット証券で買ったらタダだけど野村證券で買ったらかかるというような違いはありません。
ただ、ネット証券は運用管理費が安い投資信託をたくさん取り揃えていて、銀行や大手証券は運用管理費が高い投資信託を勧めたいというのがあります。
銀行や大手証券は運用管理費が高い投資信託を勧めたい
これは、運用管理費は、投資信託を運用する会社だけでなく、販売した会社も受け取れるものだからです。
また、銀行や大手証券は投資信託の販売するのに、対面で説明したりする人件費がかかるから、安い物ばかり販売していると利益にならないためです。
ネット証券は人件費が少ない分、薄利多売で私たち買う側に有利な運用管理費の安いものを売っても人件費が無い分利益が出しやすいです。
銀行や証券会社の口コミや評判を調べてみる
そういった構造上の違い、また、社員教育の違いなどもあるので、実際に使ってみないとわからない。
でも、今はネット上の口コミや評判を調べるとある程度のことがわかってきます。
「ファンド評判ナビ」などの評判を調べてまとめているサイトもあります。